10:美男美女のはずなのに…ヲタクってだけで何かもう…
ふじたさんの『ヲタクに恋は難しい』1、2巻を読みました!
正直な話、ヲタクって何かよくわかっていない。
私は漫画をめちゃくちゃ読むし、アニメもそこそこ見るし、レディコミ、BLも嗜む程度にはお付き合いがある。
これはヲタクに分類されるのか?
自分をヲタクと思ったことは、あまりないのだけども。
(´-`).。oO(つか、BLを嗜むって…)
さて。この作品の登場人物は主に4人ですが、彼らは自らがヲタクであるという自覚がある。
それぞれジャンルは違くて、BLの薄い本を描いてる人もいれば、男装コス&ちっぱい萌えの人もいるし、極度のゲーヲタがいたり、単に漫画好きだったり。
そしてある者はヲタクを戦略的に隠し、ある者は恥ずかしいと言って隠し、ある者は堂々とヲタであることを隠さない。
これだけ見るだけでも、ヲタクは十人十色なのだなーと思う。
ちなみに主人公の「なる」は戦略的に隠している派。
隠してるっつーか、なんつーか。。。(´ε`;)ウーン…
と言いますかね。
この作品は基本的に少女漫画なわけですよ。
主人公は可愛い!親友はスレンダー美人!
出てくる男はイケメン!もちろん彼氏もイケメン!
そしてそして、いきますよ?
覚悟は良いですか?
その1!なるは可愛いけどちっぱい!女子どもの反感を買わない!
その2!主人公の彼氏・宏嵩はメガネ男子!メガネとったらイケメン!表情に乏しいが主人公にだけは笑顔を見せる!萌え!
その3!クール美女の親友・花子はツンデレ!しかもスレンダーなのに巨乳!弱い部分は彼氏と主人公にしか見せない!
その4!花子の彼氏・樺倉はちょいワル系のイケメン!実は心優しく、花子とお揃いのネックレスとかしちゃってるギャップ萌え!
はっはっはっは!恐れいったか女子どもよ!
お前たちの願望を全部詰め込んでやったぞーーーーー!!!
って作品です(о´∀`о)
ただ、フツーに願望を詰め込んだだけの作品だったら、こんなにヒットはしなかったでしょうねぇ。
少女漫画でたまにある、ただ本人が描きたいものを描いただけのつまらない作品にしかならない。
やっぱりね、ヲタクってところがね、いいんですよ。
ヲタクであることが自虐的なコミカルさを出していて
ヲタクの人はもしかしたら「あるある!」ってなるのかもしれないし
ヲタクではない人も「ヲタクってこーゆーとこある!」とか「ヲタクってこうなんだ!」みたく楽しめるし。
んでもってヲタクだから、美男美女揃い、ハイスペックどもの恋愛模様でも
全然僻む気がおきない(笑)
キャラ投票では宏嵩が1位だったようですが
私は断然、樺倉太郎推しです。
てゆか、太郎と花子のカップルって…名前がひでぇ(笑)