01:今年こそ至高のファンタジーに栄冠を!マンガ大賞2018
今年もこの季節がやってまいりました…マンガ大賞2018!
先日、公式サイトにて最終候補作品が公開されました!
今年もしっかり残っています、『ダンジョン飯』。
2年連続最終候補に残るものの、2016年は2位、2017年は3位と大賞に届かず。
いろんな賞の上位常連の作品ですし、今年も最終候補入りは当然でしょう。
連載開始時から話題沸騰だった『約束のネバーランド』に『不滅のあなたへ』。
前作『刻刻』から引き続き、なんともまぁ異様な世界観で引き付けてくる『ゴールデンゴールド』。
このあたりの最終候補入りは予想通りといったところ。
ですが、私が記念すべき第1回目のブログで語りたいのはそんなことじゃない。
ついに、ついに、『メイドインアビス』が最終候補作品に入っております!!!!!
選んでくれた人、ありがとーーーーーーーーーー(´;ω;`)ブワッ
とうとう!とうとう!この作品の魅力が世に伝わったのか!!!
2015年から3年連続で1次選考作品にノミネートされるものの…最終候補に残ることはなかった『メイドインアビス』。
名作です。
私は断言します。
こ れ は 名 作 で す か ら 。
私が過去に読んだファンタジー作品の中でも、トップクラスの面白さです。
アビスという謎の大穴に挑む冒険譚であり
リコとレグのボーイミーツガールの物語であり
アビスの底にいるはずの母を探しに行く物語でもある。
超王道。典型的話型の連続。これだけ聞くと本当月並みな物語。
だが、しかし。
徹底的に作り込まれた世界観に、可愛らしい絵柄からは想像だにできない残酷な描写。
度し難い。
実に度し難いぞ、メイドインアビス。
アビスという美しくも残酷な世界に挑む少女達の健気さ、強さ。
人の業に触れ、友を失い、何度も絶望に打ちのめされながら、それでも歩み続けるリコとレグ。
絵柄に騙されるなよ!
すっげぇ骨太な作品だから!
ナナチとミーティの別れのシーンは、涙なしには読めません。。。
昨年はアニメ化もされましたね。
現在、アマゾンビデオで見ることができます。
(リンクがうまくいかなかったので、公式サイトの方を貼っています)
こちらもぜひ見ていただきたい。
原作ファンも納得のクオリティです。
この作品、ちょっと絵が独特なんだよねぇ。
ロリっぽい絵ってことではなく、全面カラーイラストを白黒にしたみたいな…。
だから背景とかめちゃくちゃきれいなんだけど、線がハッキリしなくて
いまいち全容がつかめない。
アニメはそのあたり、しっかり補完してくれる。
残酷なまでに美しいアビスが、しっかりはっきり描かれてる。
いやー感激したよねぇ、泣いたよねぇ。
語りだすと止まらないんで、この辺で!
どうかどうか、『メイドインアビス』が大賞を獲りますように!