06:マンガ大賞…大穴の青春アニマルライフ
マンガ大賞シリーズ…シリーズ?第3段です。
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個人的な希望としては『メイドインアピス』
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でも、もしかして、大穴でこれが来るんじゃないの…?
と思っているのがこの作品。
すみません、私これ、試し読みで1巻読んだだけなんです。
なので語るほど、情報がない。
でも、大賞の可能性、結構あるんじゃないの?って思ってる
てゆーか『メイドインアビス』より可能性あるかもしれない…畜生!
(´-`).。oO(BEASTARSだけに畜生なの?)
(´-`).。oO(・・・・・)
(´-`).。oO(・・・・・・・・・・・・・・・)
さて。
なぜ私が『BEASTARS』に大賞の可能性を感じているのか。
広告の露出が多いんですよ!!!!
一時より減った気はするけども、めっちゃ多い。
こーゆーヤツ。
友達がBEASTARSの広告のスクショ送ってくれた!いまyahooさんで流れてるんです😳😳謎漫画っぽさが良い〜 pic.twitter.com/kYuhqNGnfU
— 巴留 BEASTARS⑦2/8 (@itaparu99) 2017年7月9日
この手の広告があまりに目につくものだからねー、思わず試し読みしてしまったのよね。
広告がされるってことは、漫画配信サイトで優良コンテンツだと思われているということ。
そして私のように、その広告に惹かれて読む人が大勢いるだろうということ。
『BEASTARS』は、去年まで一次候補にすら入っていなかった作品ですが
その点は昨年大賞を獲った柳本光晴さんの『響~小説家になる方法~』も大体同じ。
だから、大賞の可能性、あると思うんですよねぇ。
で。今回このブログを書くにあたって改めて読んでみました。
舞台は現代のヨーロッパのような雰囲気の場所。
そこは肉食獣と草食獣が一緒に文明を築いている世界で、彼らは普通に一緒に暮らしている。
主人公の狼のレゴシが通う学校も「共学」である。
一緒に授業を受け、一緒に部活をする。
でも寮は別々、食事のメニューも別々(当たり前だ)。
ちなみに「肉食」は厳禁なのだそう。
だからレゴシ達肉食獣が食べるのは豆とか卵とかのタンパク質。
そして、悲しいことだけど差別がある。
まぁそりゃーね、そうよね。違う生物同士が暮らすんだもの。しかも、片方は捕食動物なのだ。
なにか事件があれば、肉食動物が疑われたりする。
そんな世界で暮らす狼のレゴシは、恋?をする。
相手はうさぎのハルだ。
でも、これって恋なの?食欲なの?どっち?
それがすっごい大問題。
この話のベースって結局、よくあるタイプの「異なるコミュニティに属する者の恋」なわけよね。
神と人だったり、異世界のもの同士だったり、人種が違う者だったり、身分が違うものだったり。
でもこのタイプの話って、どちらかが社会通念や、コミュニティを捨てることで一緒になれるわけよね。
この場合はぜんぜん違う。「捕食者」と「被捕食者」だもの。
その間にある溝はあまりに深い。
レゴシはハルに強烈な食欲と破壊欲を感じてしまう。
そのことをひどく恥じる姿は、なんだか性欲を恥じる思春期の少年のようなのだけど
とても微笑ましいとは言えない。
本能に訴える恐ろしさがある。
またこのレゴシってキャラがいいのよねぇ。
見た目怖くて、何考えてるかちょっとわかんないんだけど
実はすごく不器用で繊細で優しい。
イケメンキャラだよねぇ。
前々から気になってる作品だから、続きを読んでみたいなー。